強さとは、

しんいちパパさんの発信で話題になっている某件に関連の話です。
一石が波紋のように広がっていくネットのすごさを感じつつ波の一つとして、私も少々まじめに書いてみようかと思います。


さて、人の持つ「実力」と「強さ/上手さ」は同じようで微妙に違うと私は考えます。
「実力」＝能力のMAX、「強さ」＝実力をどれだけ引き出せているか　と表現すると伝わりやすいでしょうか。

「実力を発揮する」と言う言葉があるように、いつでも実力が全部引き出せるかというと、必ずしもそうではありません。
自分のリズムで物事が運ぶ内は良いですが、一度ペースを乱すと思うように実力を引き出す事はなかなか難しいのが現実です。

特に頭を使うカードゲームのようなものの場合、このメンタル面のセルフコントロールというのが重要になってくるのではないかと感じています。
今回の一連の話題でゲームに長けた方は実力に加え、この辺りのコントロールも上手い、そんな印象を受けました。


なぜこのようなことを思うに至ったかと言いますと、最近、みっきーを連れて諸所、ジムチャレの遠征をする機会を作っているのですが、彼、初めての所では必ずと言って良いほどボコボコに負けます。
ただ、２回、３回と通う内に（相手もデッキもさほど変わらないのですが）不思議と良い勝負をするようになってきます。

はて、何が変わっているのだろうと考えると、大体、相手の顔と名前を覚えた頃で、彼の中では対戦の環境が自分の環境の一部として取り込めたという事なのだろうと思います。


ひるがえって自分を顧みると、入試やテストの時に同じペンで同じタイミングで名前を書くとか自分ルールを作って、リズムを作るように努力（ゲン担ぎ？）していたような．．．

こればっかりは自分で気づくしかありませんが、将来、彼が今経験している事がゲーム以外にも役だってくれることを願いながら今日もジムチャレに参加するのでした。



．．．その前にゲームでの「実力不足」なのは努力が足りないせいなので、親子ともども努力を積み重ねないといけないですね。
（長文失礼しました。）